静岡市清水区 川原町治療院|健康保険が使えるマッサージ・鍼灸治療院

いざ!減塩の道へ✩

いったい、減塩とはどのくらい減らしたら良いのでしょうか?

 

 

WHOでは、食塩摂取量は1日あたり 5 g を推奨しています。

 

しかし、日本人の食塩摂取量は男性 11.3 g、女性 9.6 g と非常に多い状態です。

いきなり5gを目標にするのは無理があるため、食事摂取基準2015では

男性 8 g・女性 7 g 未満を目標としています。

 

 

また、日本高血圧学会では1日 6 g 未満としています。

高血圧の気になる方は、「目指せ!6 g 未満✩」ですね。

 

 

目標は分かりましたが、さて、どうやったら減塩出来るのでしょうか?

 

ここでは、減塩のポイントをご紹介しますね!

 

 

 

ポイント1 「だしを使おう✩」

 

 

だし!つまり[うま味]を使うことで、塩分を減らしても

美味しく食べることが出来ます。

 

カツオだし、昆布だし、ニボシや干し椎茸でだしをとったりもしますが、

めんどうでなかなか出来ない人の方が多いのではないでしょうか?

 

 

かくいう私もその一人です(干し椎茸くらいはやりますよ)。

 

 

では、具体的にどうしたら良いのでしょうか?

 

 

私のオススメは『カツオ節』です!

例えば、味噌汁は野菜たっぷり(野菜からもエキスが出てきます)にして

カツオ節を1袋(3~5g)入れてしまいます。

 

 

ただ入れるだけなので、簡単に出来ますよね!

 

ちなみに、野菜では玉ねぎ・キャベツ・白菜などは

よくエキスがでるなぁと思っています。

 

 

さらに、カツオ節の場合は野菜炒めなどの炒め物にも

入れることが出来ますから、ぜひ入れてみて下さい。

 

うま味が増して、薄味でも美味しく食べられますよ!

 

 

 

ポイント2 「コクで減塩✩」

 

コク!です。

 

つまり、味に深みを出すということですね!

 

 

ここで使われるのが『牛乳』です!

 

例えば、味噌汁に牛乳を入れてコクを出すことで味噌の量を減らす!

という方法があります。

 

 

味噌汁に牛乳~!?と驚かれる方もいると思いますが、

味噌と牛乳は相性が良いので意外と合うんですよ!

 

 

ただし、人によってはシチューのような味に感じてしまうかもしれません。

そうなると、味噌汁ではなくなってしまいます。

 

 

そういう人にオススメなのが『豆乳』です!

色は白くなってしまいますが、味は味噌汁ですよ!

ぜひ、お試し下さい♬

 

 

では、牛乳(豆乳)をどれくらい入れたら良いのでしょうか?

 

まず、普通のお味噌汁には味噌がだいたい10 g(塩分 1.2 g)入っています。

 

 

私は水を1/3と味噌を2/3減らし、減らした水の分(1/3)の豆乳を加えています。

 

 

この量はとても薄味なので、まずは

「味噌を少し減らして、牛乳(豆乳)を大さじ1杯入れる」

ところから始めてみて下さい!

 

 

また、牛乳(豆乳)を入れた後に沸騰させてしまうと

固まってしまったりするので、牛乳(豆乳)は最後に入れて

温める程度に加熱して下さい。

 

 

 

ポイント3 「酸味を上手に✩」

 

味には、酸味・甘味・苦味・塩味・うま味・辛味があります。

 

バラエティに富んだ味付けにすることで、

塩味ではない味付けを楽しんではどうでしょう?

 

 

特に酸味は、柑橘類(ゆず・かぼす等)を使うことで香りも加わり、

塩分を減らしても美味しく食べることが出来ますよ!

 

ちなみに、ポン酢の塩分は醤油の半分程度なので、

醤油の代わりに使ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

今回は、減塩のポイントを3つ紹介しました!

 

全てをやるのは難しくても、やれそうなものを1つ試してみて下さい。

 

実は、減塩って料理を美味しく楽しむための工夫でもあるんです(^-^)

 

ぜひ、実際に感じてみて下さい♬

 

 

 

さて、ここで減塩に役立つ情報を1つ✩

 

4月1日から食品の表示の仕方が新しくなりました。

 

今まではナトリウムと表示されていたものが、

食塩相当量として表示されることになります。

 

(ただし、変更するまでに5年間の猶予があるため、

徐々に変更された表示のものが増えてくると思います)

 

 

これで自分が普段食べている物の中に、どれくらいの塩分が入っているか

分かりやすくなりましたね。

 

 

また、今まではナトリウム表示だったり食塩相当量だったりで

統一されていなくて比較しにくかったのですが、

今後は商品を見比べて、塩分の少ないものを選ぶことが出来るようになります。

 

 

楽しく!美味しく!目指せ減塩✩健康への道!

ぜひ、活用してみて下さい♪*゚

 

 

 

 

 

文章作成 川原町治療院 スタッフ 齊能(管理栄養士)

 

<参考文献>

・食品表示基準 内閣府令

・食事摂取基準2015

・高血圧治療ガイドライン2014

有資格者による質の高いマッサージ。

当院はスタッフ全員が国家資格を有し、プロとしての志を高く持ち"安心のマッサージ"をご提供しております。